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モンゴルのホーミー

西部モンゴル諸族には、10世紀頃から続く伝統的な発声法に「ホーミー」と呼ばれる不思議な喉歌があります。

ホーミーは「岩山を吹き抜ける風の音」を真似ることが起源とされています。
特徴的なのは、ひとりで2つ以上の音を同時に発声すること。
低い音は喉から絞り出し、唸るような音で高さを一定に保ち、これが高い音へのベース音となります。
高い音は口の開け方や舌の位置を微妙に変化させ、ベース音を基に口腔内部で生成する共鳴音で、この音階を自在にコントロールします。

聴く人は後者の高音の旋律を耳で追うことになり、初めて聴くと、とても不思議に感じるのです。
といっても原理は簡単で、倍音を利用しているのです。
人間の発する音の中にはいろんな周波数成分が重なっていて、この中の周波数が2倍となる倍音を取り出して強調・共鳴させればいいわけです。

ただ、素人が下手に練習をすると喉をつまらせて死んでしまうこともあるらしいので、ご注意を!