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移動式の家

モンゴルの草原に住んでいる遊牧民たちは「ゲル」と呼ばれる家に住んでいます。
ゲルとはモンゴル語で「家」を意味し、 中国語読みすると 「包(パオ)」になります。

柳の木などをドーム状に組み立て、その上に羊の毛などで出来たフェルトをかぶせた、テントのような住居です。
最近ではさらにその上に防水性の布をかぶせる家もあるとか。
屋根の中心には円形の木枠で出来た「トーノ」と呼ばれる天窓があり、明かりを調節することも可能です。

また、天窓の一部には煙突を出す穴を開け、暖をとったり調理をしているときに煙を外へ排出します。
必要がないときは煙突を取り外し、「ウルフ」と呼ばれる布をかぶせて寒さをしのいだり雨を防ぎます。

分解・組み立てが、3〜4人で1時間ほどで出来てしまうという移動式のゲルは、広い草原で暮らす遊牧民にとって最適な住居なのです。
聞くところ、(組み立て式の)ゲルひとつの値段は、日本円にして15万円ぐらいだそうです。